終わりの始まり
終わりの始まり
何かを決めて、次に進まなければならないとき。
自分で決めて終わりに出来るときと、
ある日突然終わりにしなければならないときと。
いろんな背景がありました。
自分で決めて終わりに出来るときは、
十分に自分と向き合い、答えを出しているからこそ、
転機を危機にせず、チャンスに変えることが出来てきました。
一方、ある日突然、何かを終わらせなければならないとき、
それをとても大切に思ってきたからこそ、
痛みや学びを伴って時間がかかって来たように感じています。
一番始めに大切にしたのは、
生まれてくる感情をどんなものでも大切にすること。
次に、受け止められるまで、
時間をかけて自分のことを待ってあげること。
そして、本当の声を聴いてあげること。
きちんと終わらせることで、
次のステップは必ず、見えてくるから。
お師匠様から言われた言葉は、
いいか、終わらせるということは切り離すんじゃない。
手放すイメージだからな。
ということ。
いろんな転機を越えてきて気づいたことは、
手放すというのは、感謝の気持ちを持つということだったこと。
「ありがとう」という想いを込めることが、
もっともスムーズに手放すことにつながって、
本当に望む場所へとつながる扉を開く鍵になってくれたから。
終わりの始まりは、感謝が鍵になる。
読んでいただき、ありがとうございます。