偶然をチャンスに変える
周囲の出来事に神経を研ぎ澄ませ、偶然をステップアップの機会へと変える
「キャリアの8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」
という「偶発性理論」「プランドハップンスタンス」について、
これまでの人生と照らし合わせて書いてきました。
今日は「周囲の出来事に神経を研ぎ澄ませたりして、
偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変える」ために、
私は何をしてきたかを書こうと思います。
生きていると、人は様々な転機に出会います。
良い転機、一見悪く見える転機、自らに起こること、自らの周囲に起こること、
様々だと思います。
転機まではいかなくとも、
日々起こる様々な出来事に隠れているシグナルに、
どうやって気づいて、自らが望む未来へ繋げていけばよいのか。
先の記事から、直感を信じられるようになっていたため、
自分のなかに起こる小さな違和感に気づけるようになっていました。
例えば、
何気なく会話をしたけれど何となく元気がなかった気がする。とか。
さっき言われたあの言葉、なんだか含みがある気がする。とか。
小さな違和感を無視せずに、大切にするようにしました。
「さっき、何となく元気がないなと感じたんだけれどなにかあったの?」
「もしかして、○○の件のことかな?」
相手にその違和感を伝えなかったとしても、
あの含みの意図することはなんだったんだろうと、
起きたひとつひとつの背景に心を向けるようにしました。
「何で気づいたの?ありがとう、本当はね…」と涙を流して吐露してくださる人。
「さっきの件は、△△さんがやっててくれてるよ」とフォローにまわれたり出来るようになりました。
(もちろん、悪意やいじわるは気づかないふりをして無視をします)
あとしてきたこととしては。
突然起こるその時の自分にとっては良くない転機に対して、
まずは、一旦受け止めるようにしていました。
(大抵は驚きやショックを伴っているため、受け止めるだけで精一杯のことも多いと思います)
そして、次に来る感情の嵐に備えました。
沸き上がる様々な感情をただただ、否定せずにそのまま出させました。
湧き水が上がるような感じでしょうか。
沸き上がらせて、流し続けました。
しばらくすると、視野が広がり始めます。
おなかすいたな、とか。今日もいい天気だな、とかです。
そうなってきたら、ある質問をするようにしていました。
それまでは、「どうしてこんなことに」といった質問の答えが心をしめているので、
「どうすればこの状況を良い方へ変えられるのだろうか」と問いかけるようにしていました。
「どうして」から「どうすれば」へ、思考を転換させる。
そうすると全く違う未来が描けるようになります。
それから、もう一度問いかけ直します。
「どうしてこの状況が起きたのだろうか」と。
そういえば、あのときのあれは今に繋がっている気がする。
あの人に、連絡を取ってみたらいいかもしれない。
(または、誰かにそう言われる)
そんな気づきをひとつひとつ行動に起こしていくことで、
状況が少しずつ変わる、もしくは、ガラッと変わってきます。
ここまで来ると、この状況が本当は自分が望んでいた未来へ続くために起きた、
パズルのピースだったのだと気づけてきます。
私はこうして偶然をステップアップの機会へと変えてきました。
つい先日も、ビックリするようなことが起きましたが、
上記に書いたことをしていたら、それ以上に驚くような展開が起きて、
未来が拓き始めています。
このプロセスに関しては、日を改めてご報告をします。
読んでいただき、ありがとうございます。